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梅雨に大活躍!衣類乾燥もできる除湿機をご紹介!

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お天気が悪い日の悩みと言えば、お洗濯の乾きが悪いことですよね。

雨の日が続くと家中洗濯ものだらけになりますし、部屋中がジメジメに。

外に干しても家の中で干しても洗濯物がいつまで経っても乾かない(*_*)

そんな時に活躍するのが衣類を乾燥してくれる除湿機です。

一口に除湿機と言っても種類がある事をご存知ですか?

除湿機には大きく分けて、コンプレッサー式とデシカント式があります。恥ずかしながら私は知りませんでした。

どちらも一長一短があり、どちらを買えばいいのか非常に悩みます。価格も違うし、電気代も気になるし。

我が家も購入を検討中なのでどちらにするか色々調べてみましたので、ぜひご参考にしてみてください。

 

 

衣類乾燥除湿機の除湿方式は大きく分けて2つのタイプがある

コンプレッサー方式

コロナ 衣類乾燥除湿機(木造7畳/コンクリート造14畳まで ホワイト)CORONA コンプレッサー方式 CD-S6318-W

室内の空気を吸い込み、その空気を冷やすことで空気中に含まれる水分を追い出すのがコンプレッサー方式です。

コンプレッサーを使うエアコンの除湿機能と同じです。

メリット
  • 除湿力が高いので梅雨から夏場にかけて気温の高い時期に向いています。
  • 除湿量が多いので湿気の多い季節でもパワフルに乾燥ができます。
  • 消費電力が小さいのでお財布に優しい。(1時間あたり約5円)
  • 室内温度の上昇が少ない(1〜2℃)
デメリット
  • コンプレッサーがあるため音が大きい。(思ってるより結構大きいです)
  • 本体が大きく重いので部屋の行き来にはあまり向いてません。(運べないほど重いわけではありません)
  • 冬の気温が低い時期は除湿力が落ちる。

デシカント方式

TOYOTOMI(トヨトミ) 【衣類乾燥&室内除湿】 デシカント式除湿機 ホワイト 【除湿量8L/日】 TD-Z80G(W)

除湿機内のヒーターで暖められた空気が熱交換器へ移動し、そこで冷やされて水となり排水タンクへ移動します。

わかりやすく言えば、吸水性の良い乾燥剤に水分を吸着させることで除湿しています。

排気温度が高く室温が季節により3~8度高くなりますので、夏に使う時は一室隔離して使うことをおすすめします。

メリット
  • 低温時での除湿力が大きいので冬場でも除湿能力が落ちにくい。(除湿能力としては1年を通して使える)
  • コンプレッサーがないので静か(無音ではありません)
  • 冬場の結露対策等の目的に除湿機を選ぶならデシカント方式
  • コンパクトで軽いモデルが多く部屋を行き来させることが簡単にできる
デメリット
  • ヒーターを使う分、消費電力が大きくなるので、コンプレッサー式に比べ電気代が高い(1時間あたり約14円)
  • 発熱量が多いので部屋の温度が高くなる(3〜8℃)
  • 夏場は室内が熱くなり、人が頻繁に使うような場所には向かない

ハイブリッド方式(コンプレッサー式とデシカント式を融合させたタイプ)

パナソニック 衣類乾燥除湿機 ナノイー搭載 ハイブリッド方式 ~25畳 シルキーシャンパン F-YHRX120-N

夏場など温度湿度が高い時はコンプレッサー式で駆動して、冬場など気温が低い時はデシカント式て駆動します。

コンプレッサー式とデジカント式それぞれの欠点を補えるところがハイブリット式の長所です。

年中通して快適に除湿機を使いたいのでしたらハイブリット式がおススメです。

欠点は価格が高いところです。

コンプレッサー式やデシカント式に比べ、価格が大幅に高いです。

 

年間を通して使いたいならデシカント式がおすすめ

コンプレッサー式に比べて電気代が約3倍と高い点、室内温度が高くなるなど、我慢ポイントはありますが、年間を通して使いたいのでしたら、デシカント方式がおススメです。

 

ランニングコストで選ぶならコンプレッサー式

デシカント方式に比べ電気代は約3分の1と省エネです。

梅雨時期や夏場の気温が高い季節の除湿は得意ですが、冬場の除湿力は低いですので、これらを踏まえてランニングコストと気温の高い季節優先で選ぶのでしたら、コンプレッサー式をお勧めします。

 

価格も電気代も気にしないなら、だんぜんハイブリッド方式

価格や電気代は全然気にしない!

とおっしゃる方には、迷わずハイブリッド方式をおススメします。

デシカント式とコンプレッサー式のいいとこどりをしたのがハイブリッド方式だからです。

デシカント式でも夏場の室内の温度が上がってしまうという点を我慢できれば年間を通して使う事は出来ます。

ですが、「我慢なんて絶対イヤ!」とおっしゃる方にはハイブリッド式をおすすめします。

 

我が家で使っていたコンプレッサー式除湿機の簡単なレビュー

我が家で使っていたものは冷風機能が付いた除湿機で、コンプレッサー方式です。

冷風機能は扇風機よりは確かに涼しいですが、エアコンの代わりになるかと聞かれれば、そこまでの冷たい風は期待しないほうがいいです。

購入から15年、とても重宝してましたが壊れてしまったので買い替えを検討中です。

常に使っていたわけではありませんが、無いととても不便だと妻が申しておりまして(^_^;)

確かにコンプレッサー式は音は結構うるさいです。ですが、除湿機能は申し分ないです。

梅雨時期はもちろんのこと、お天気が悪い日にも大活躍です。

梅雨時期でしたら夕方まで自然に室内干しした後、除湿機を使えば3〜4時間位で乾きますし。

確かに排気熱で部屋の温度はやや高くなりますが、1~2℃程度ですしムシムシ感は無くカラッとしてますので、不快な感じはありません。おそらく室内温度の上昇はデシカント式より低いはずです。

コンプレッサー式は音が大きくて重いことと、冬場の除湿能力が低いことが欠点ですね。冬はリビングのヒーターで乾かしたほうが早いです。

我が家は部屋間を移動させることはなかったですし、部屋を閉め切って使ってましたので音の大きさや重さは気になりませんでした。キャスターも付いてましたので。

ただ、冬場の除湿力は低いですね。帰宅後から使い始めて、その日のうちに乾きません。干す場所がなくなると、結局コインランドリーの乾燥機を使ってました。

こんなこともあり、冬場の除湿力が高いといわれているデシカント式に私は魅力を感じます。

 

最後に

衣類乾燥除湿機は本当に重宝しますので一家に一台は欲しい家電です。

お話した通り、コンプレッサー式とデシカント式にはそれぞれメリットデメリットはあります。

どの季節に一番使うのか、どんな場所で使うのかをよく検討して、コンプレッサー式にするかデシカント式にするかを決めるのがいいかと思います。

いいとこどりのハイブリッド式が間違いないんだろうけど高いしなぁ~( ´Д`)

私もよく検討してから買おうかと思ってます。

 

最後まで読んで頂きありがとうございましたm(__)m