時間や行先を気にせず旅行ができるのが車中泊の醍醐味ですね。
それこそ、前日に計画を立て、翌日には「目的地で楽しく観光!」なんてことも可能です。
車中泊は宿の予約などの手間がかからず、とても気軽に旅ができます。
しかし、お手軽が故に、気をつけなければならないこともあります。
車中泊初心者でしたらなおさらのことです。
予想外のトラブルに遭遇ないための注意点を3つご紹介したいと思います。
車中泊の注意点その1「セキュリティ対策は万全に!」
プライバシーガラスだからといって何の対策もしないと室内は丸見えになります。そればかりではなく、外灯の光や朝日が差し込み、まぶしくて寝ることができません。
着替えも必要になりますので、車内が見えないようにしなければなりません。ですので、カーテンなどの遮光対策と同時に、セキュリティ対策が必要です。
それこそ、ミニバンでしたらオプションでカーテンセットが出てますので、取付も可能です。
でも、オプションのカーテンセットって結構しますよね。出来るだけ出費を抑えたいと思うのが世の常です(^_^)
でしたら、いい方法があります。
ホームセンターで販売されてるレジャー用の厚手の銀マットを利用して、シェードを手作りする方法です。
シェードをすることによって車内はほぼ真っ暗になりますので、LEDランタンなどで車内の光を確保するといいです。
ルームランプで照らすととても明るいので使いがちですが、ルームランプの点けっぱなしはバッテリー上がりの原因になりますので絶対にやめましょうね。
手作りシェードの作り方
- 新聞紙で型紙を作る(外側で型を取ると楽にとれます。)
- 出来上がったシェードは、車内側のウインドウのふちにはめ込むように取り付けますので、型紙が大きくなってもかまいません。
- レジャーマットに型紙を合わせペンでなぞる
- なぞった線に沿ってハサミで切る
- 実際にウインドウのふちにはめ込み、余分な部分をカットし微調整する
少し大き目にカットすることで、ウインドウのふちに上手くはまるかと思います。
何かで貼り付ける必要がありませんので、手間がかからず簡単に作ることができるかと思います。
全面分を作るので時間はそれなりにかかりますが、それもまた車中泊の醍醐味かと思います。
私はワクワクしながら作くりましたね(^_^)
試してみてはいかがでしょうか!
車中泊の注意点その2「車中泊旅行中は適度な運動を!」
クルマの中は狭いです。(当たり前ですが)
車内は狭いため、場合によっては足を伸ばせず長時間同じ姿勢になりがちです。
このように同じ姿勢を長時間してますと、血栓ができてしまい、エコノミークラス症候群の発症リスクが高まります。
血栓が詰まると、最悪の場合は死に至ることもあります。
エコノミークラス症候群を予防するためには、長時間同じ姿勢になることを避け、ふくらはぎをマッサージしたり、屈伸運動や散歩をするなどして体を動かしたり、こまめに水分を摂ることで予防ができます。
車中泊旅行中は適度な運動と水分補給を心がけましょう。
車中泊の注意点その3「常識ある行動を心がけましょう!」
車中泊は、これといったルールがまだありません。
ルールが無いからこそ、大人として恥ずかしくない行動を心がけなくてはなりません。
主に公共の場が車中泊に利用されることが多く、パーキングエリアや道の駅を宿泊の場にされる方が多いです。
その理由は、整備された駐車場があり、水道やトイレといった生活に必要不可欠な設備が無料で使う事ができるからです。
場合によっては、レストランやお風呂といった施設まで備わったパーキングエリアや道の駅もありますから。
それ故に、多くの利用者が集まります。
ごく少数ではありますが、その中には非常識な利用者がいることも事実です。
パーキングエリアや道の駅は、言うまででもありませんがオートキャンプ場ではありません。
ですので、以下ののような行為は絶対にしないようにしましょう。
- テーブルを出してバーベキューなど野外で食事をする
- ごみを置いていく
- 洗濯ものなどを干す
- エンジンをかけっぱなしにする(オートキャンプ場でもNGですよ)
この項目をご覧になった多くの方は、「そんなの常識でしょ!」と思われることでしょう。
あなたのように常識がある人にとっては信じられない話かもしれませんが、これは道の駅で実際にあった話です。
いい大人が恥ずかしいですよね!
このようなことから、車中泊を禁止している場所もありますから、施設に一声かけるなど、常識ある行動を心がけましょう。
最後に
車中泊に慣れてる方であっても、真夏や真冬は過酷とおっしゃいます。
ですので、初心者の方は真夏・真冬の車中泊は避けたほうが良いかと思います。
しかし、これでは話が終わってしまいますので、もう少し付け加えたいと思います。
車中泊初心者の方は、過ごしやすい季節に経験を積んでから、ステップアップしていくのが良いかと思います。
そうすることによって、何が必要で、どんな対策をするべきかがわかってくるからです。
夏場の車中泊も過酷ですが、冬場の車中泊はもっと過酷です。
余程の理由がない限り、冬の車中泊は止めておいたほうが賢明かと思います(^_^;)
最後まで読んで頂きありがとうございましたm(__)m
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