日中の気温も15度を超える暖かい日も多くなり、いよいよ春本番といったところでしょうか。
鳥の囀りが聞こえ、暖かい日差しが射し、とても気持ちの良い季節ですね!
我が家のお隣さんの軒下には、ツバメの夫婦が今年もやってきました。
何気に見てると、電線にツバメの夫婦が並んで何やら談笑中の模様。
とても仲睦まじい様子を見て、妻と私はとても穏やかな気持ちにさせてもらいました。
それと同時にある疑問が湧き上がりした。「毎年同じパートナーなのだろうか?」
ツバメの生態にとても興味が湧いたので調べてみました。
ツバメの夫婦は一夫一婦なの?!
私個人としては同じパートナーであってほしいとの願いはありますが、ツバメは一夫一婦制なのでしょうか?
毎年同じ夫婦だと期待を込めたいところですが。
そこで育ち、巣立った子供のツバメは、育った巣に戻ることはほとんどないそうですが、成鳥(大人のツバメ)したツバメは翌年も同じ巣に戻ってくる場合がほとんどだそうです。
だとしたら、翌年も同じ相手と夫婦になりそうですが、去年夫婦だったツバメが再び夫婦になる割合は残念ながら少ないようです。
新潟県で調査した結果、翌年調査地に無事に戻ってきて夫婦になったツバメにはある共通点があったようです。
それは、調査地に到着したのがオスがメスより先、オスとメスが同日に到着した場合、同じパートナーになる確率が高いということでした。
一方、メスがオスより先に到着した場合は、別のオスと夫婦になる率が高いようです。メスには子孫を残すという大切な役割がありますから、結果的に一夫一婦になるのかなぁと感じました。
翌年もお互い無事に出会えることができれば、きっと同じパートナーを選ぶのではないでしょうか。
ツバメの寿命は平均1.5年
命を狙われることがなく病気や事故などがなければ15~16年は生きられるそうですが、自然界ではそうはいかないようです。
渡り鳥であるツバメの平均寿命は1.5年、体が小さく天敵に狙われやすいこともあり平均寿命が短くなってしまうようです。
それだけ自然界で生き延びることが厳しいということですね。
そして一生の間に渡りができるのは2~3回とのことです。
ツバメの鳴き声のジーは、おしゃべりしてるの?
電線にすがった2羽のツバメ。
ピーチクパーチクと夫婦仲良くお話でもしてるかのような光景に、妻と私は「話をしてるみたいで聞いてて面白いね」とその光景を見るたびによく話します。
ツバメは鳴き声は、残念ながらおしゃべりをしてるわけではないようです。仲間とコミュニケーションをとったり、求愛をする時などに鳴きます。
それから、蛇やカラスといった天敵が迫って身の危険を感じた時は大きな声を上げるそうです。
電線の上などで2羽が並んでおしゃべりをしてるかのような鳴き声を聞いたことがあるかと思います。
こんな感じで「チュピチュピチュピジー」
早口でおしゃべりしてるみたいで、聞いていて面白いですよね。この鳴き声は、オスがメスを誘う時や、別のオスを警戒してる時の鳴き声だそうです。
私には、談笑してるかのように聞こえてましたので、ちょっと残念です(^_^;)
ツバメの夫婦愛に涙
2012年、フランスで話題になったツバメの夫婦の話があります。
ツバメの奥さんが交通事故に遭い瀕死の状態に。その時ツバメの旦那さんは、必死に食べ物を奥さんに運んだそうです。命を繋ぎたい、ただそのことだけを考え食べ物を運んだのでしょう。
しかし、その甲斐もなく奥さんは息を引き取りました。
それでも尚、体を揺さぶり一生懸命に鳴き声をあげ、励まし続けましたが奥さんは還ってはきませんでした。
この報道を見て、多くの方が涙したそうです。涙もろい私は大泣きしてしまいました。
ツバメには、これだけ相手を思いやる気持ちや優しさがあるのですから、無事に出会うことが出来れば、きっと同じパートナーを選ぶと信じたいです。
フランスで話題になったツバメ夫婦があまりに泣けると話題に- 記事詳細|Infoseekニュース
最後まで読んで頂きありがとうございましたm(__)m