車中泊の醍醐味を言えば、宿泊代がかからないことではないでしょうか。
浮いた分で豪華な夕食を楽しんだりと、いいこと尽くめですよね(^_^)
しかし、いざ車の中で寝てみると、結構寝にくいことに気づかれることと思います。
シートの上は意外とデコボコしてて、「全然フルフラットじゃないじゃなかー!」となります(^_^;)
ですので、車中泊をするにあたり大切なことは、きちんと睡眠がとれる就寝スペースを確保することです。
さまざまな形状の車がありますが、車中泊を得意とするミニバンに特化してお話ししていきたいと思います。
【快適な車中泊基礎知識その1】シートに寝るかフロアに寝るかを決めよう
快適に就寝するためのスペースを確保するにあたり、2つの方法があります。
一つはフルフラットにしてシート上に寝るか、もう一つはラゲッジスペースを使ってフロア上に寝るかの2通りがあります。
寝心地よく熟睡するためには、寝床のクッション性(柔らかさ)とフラット性(平たさ)の2つの要素が大切です。
クッション性はシートが得意とし、フラット性はフロアが得意とします。
それぞれメリット・デメリットがありますので自分に合った方法を見つけましょう。
シート上に寝る場合
クッション性はシート上が断然良いですが、一昔前のミニバンのようなほぼ平らなフルフラットではなく、現在は段差の目立つ車が多いです。
シート上に寝る場合は、段差を解消する必要があります。
メリット
- クッション性
- 防寒性
- シートアレンジができる
- シートの下に荷物などが収納できる
デメリット
- シート形状によるがフラット性が劣る
フロア上に寝る場合
フロア上に寝る場合は、ほぼフラットですので寝やすく、室内の高さを目一杯使えますので、着替えなどにも向いています。
しかし、クッション性は悪るく、腰痛持ちの人などはおすすめできません。
さらに、フロアカーペットの下は鉄板ですので、防寒性が乏しく寒い季節には向いてません。
フロア上に寝る場合は、クッション性と防寒対策が必要です。
メリット
- フラット性はとても良い
- 室内高を目一杯使える
デメリット
- クッション性が悪い
- タイヤハウスが邪魔
- 荷物の収納に困る
【快適な車中泊基礎知識その2】就寝スペースは出来るだけフラットに!
フロア上で寝るのでしたら、ほぼフラットですのでマットレスなどでクッション性を上げることで解決できるかと思います。
問題は、シート上を就寝スペースにする場合です。
フルフラット状態にした時の段差をどう解消するかが悩みの種です。
車中泊は、なんだかんだ言ってもクッション性が高いシート上を就寝スペースにすることが好ましいです。
ですので、段差をできるだけフラットに近づけることで、より快適に就寝することができます。
車種ごとに、段差を解消しれくれるアイテムが販売されていますので、このようは商品を購入すれば、簡単に段差を解消することができます。
Levolva<レヴォルヴァ> 車中泊マット スペースクッション シートフラットクッション120 段差解消120mm LVFC-1
- 出版社/メーカー: 株式会社ソーヴィー
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ですが、出来るだけ出費を抑えたいとお考えの方も多いはず。
私はそんな一人です(^_^;)
家にあるものでシートの段差を解消しよう!
出費を抑えたいなら、家にあるもので代用すればいいだけです。
そこで登場するのが、タオル類です。
タオル類とは、バスタオルやタオルケットなどに加え、毛布やブランケットも含みます。
使い方は、タオル類を折りたたんでシート上に置き、段差を解消します。
段差に合わせて丸めて置いたり、厚めに折りたたんで敷いたりして、大体の段差を無くした上から、毛布やタオルケットなどで覆い被せることで、フラットな就寝スペースを作ることができます。
初めのうちは、上手く平らにならないかもしれませんが、ご紹介した物以外にも段差を解消できるものはあります。
例えば、四角い座布団や長座布団は、段差解消に大いに活用できます。布団の下に敷くマットレスなども使えそうですね。三つに折り畳むことができますので、収納場所がコンパクトに済みます。
このように、わざわざ買ってそろえるのではなく、ご家庭にあるものを色々と活用してみるのも楽しいですよ(^_^)
【快適な車中泊基礎知識その3】効率的な荷物の収納術
快適な就寝スペースを確保する為には、荷物の置く場所を工夫することが大切です。
ベッドメイキングをすると、荷物を置く場所がどうしてもなくなります。
上手に荷物を収納するにはテクニックが必要です。
ポイントは、就寝スペースに荷物を置かないように工夫することです。
シートをフルフラットにした時にできるデッドスペースに、荷物を収納すればいいわけです。
そのデッドスペースとは、フルフラットにした時のセカンドシートやサードシート背面の下です。
セカンドシートやサードシートの背面の下には、大きな空間ができますので、大きな荷物はココに収納すると良いです。
荷物の形を組み合わせながら、組み立てるように上手く収納しますと、大概の荷物は収まると思います。
運転席・助手席の座面も荷物を置くのに最適な場所ですし、助手席の足元なども利用できます。
最後に
いかがでしたでしょか。
車中泊で絶対に譲れないのは、フラットな就寝スペースです。
昼寝程度でしたら気にならなかった段差も、一晩そこで寝るとなると話は違ってきます。
段差がキツイと絶対といっていいほど、就寝中に目が覚めてしまいますし、それでなくても車内で熟睡することは大変だと思います。
出来るだけ段差を無くし、睡眠が取れる環境を整えることをおすすめします。
最後まで読んで頂きありがとうございましたm(__)m
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