カーシェアリングという言葉を聞いたことがありますか?
今や利用者も増え続け、車のランニングコストがかからないことから、自家用車を手放す人も出ているとか。
しかし、誰もが利用できるカーシェアリングですが、利用するに当たり、向き不向きもあります。
車を手放すのは、カーシェアリングとはどんなシステムなのか、よく理解してからでも遅くはありません。
では、カーシェアリングとはどんなシステムなのかご説明していきたいと思います。
カーシェアリングって何ですか?
カーシアリングとはレンタカーと違い短時間利用できるのが特徴です。
必要な時に必要な時間だけ、車を利用することができる会員制のレンタカーといったところでしょうか。
数分単位で利用ができ、料金も数百円から利用ができます。
そもそもカーシェアリングが発症したのは、自動車を使用する費用が安く済むことからです。
自動車を所有する場合に掛かるランニングコストは、毎年支払う自動車税又は軽自動車税、車検時に支払う重量税・自賠責保険料・車検整備料金、今や加入するのが常識となった自動車保険料、都会など居住スペースに駐車場が無い人は、駐車場利用料も支払わなければなりません。
週に数日しか車を利用しない人にとっては、このランニングコストは非常に重くのしかかってきます。
このような理由から車を手放したいと考える人も少なくありませんでした。
しかし、全く車がないのでは不便になってしまいます。
そこで、カーシェアリングの登場です。
利用したいときに利用した分だけお金を払うカーシアリングは、ランニングコストがかからずとても便利なシステムといえます。
カーシェアリングとレンタカーの違い
レンタカーは会員登録が必要が無く、1時間単位で利用するのに対し、カーシェアリングは、会員登録制で分単位で利用する事が出来ます。
旅行やレジャー、引っ越しなど1日以上利用する場合などには、カーシアリングは向いていません。
買い物や送り迎えなど、近場で利用する場合は、利用料が安いカーシェアリングが向いています。
レンタカーはガソリンを満タンにして返すのが利用条件ですが、カーシェアリングはガソリン代も利用料に含まれます。
給油は、利用者がカーシェアリング会社が指定するスタンドで、車に備え付けのカードで給油をするのが基本です。
カーシェアリングのメリット・デメリット
メリット
- 24時間いつでも利用ができる
- 数分単位で使える
- ガソリン代や保険料は一切かからない
- スマホやパソコンから予約ができる
- 予約後、誰とも会わずに利用ができる
- 自動車の維持費の全てを払う必要がない
デメリット
- 時間内に返却しなければならない
- レンタカーのように乗り捨てができない
- 前の利用者によっては車内が汚れている場合も
- 外観がレンタカーのように綺麗とは限らない
- 次の予約が入っている場合は、利用時間の延長ができない
- カーシェアリングは全車禁煙 (iQOSなど加熱式タバコもダメ)
- ペットの乗車はダメ
- 灯油の運搬はダメ
カーシェアリングのことをもっと詳しく知りたいという方はこちら
最後に
いかがでしたでしょうか。
カーシェアリングは利用コストが少なく、車の一切のランニングコストがかからないのはとても魅力的ですね。
こんな便利なシステムがあるなら自家用車を手放しても不便しないのではと、お考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、メリットばかりではありません。
デメリットも踏まえたうえで、車を手放すかどうかを慎重に検討しましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございましたm(__)m