長年連れ添ってきた悪友「たばこ」と決別すべく禁煙を始め、2年が過ぎました。
思い返せば、禁煙を始めて最初の6か月間は辛い日々が続きましたね。
辛い時もありましたが、本当にここまで続けてきてよかったなと、今後も禁煙を続けていこうと誓えるほど、禁煙後の生活は素晴らしいです!
“禁煙”と検索するとよく目にする『離脱症状』ですが、禁煙をすると多かれ少なかれ必ず離脱症状に襲われます。
離脱症状を知ってるかどうかで、禁煙を成功させられるかどうか深くかかわってくると言っても過言ではありません。
ですので、離脱症状を知っておくことは禁煙を成功させるためにはとても大切なことです。
では、どのような離脱症状が出るのか私の経験談も含め、つらつらと書いていきたいと思います。
と、その前に私が禁煙を始めたきっかけを少しだけ書かせてください。
禁煙を始めるにはタイミングがとても重要
いざ禁煙をしようと思っても、いつから始めればよいか迷いますよね。この「禁煙を始めるタイミング」が重要だと私は思います。
そもそも禁煙は、『思い立ったら吉日』と言う言葉から一番遠い存在だからです。
私が禁煙するに至ったのはインフルエンザにかかったことでした。
インフルエンザにかかり、タバコを吸う気力すらありませんでしたし、一週間は隔離状態でしたのでたばこを一本も吸えませんでした。
それともう一つ、寝込む前日にちょうどタバコを切らしたことでした。一週間吸わなかったとはいえ、タバコが残っていたらまた吸い始めていたかもしれません。
私にとってタバコを切らしたことは禁煙を後押ししてくれる最大の理由となりました。
そして、本格的に禁煙を継続するために『離脱症状』について調べました。
禁煙を成功させる為に離脱症状を知ろう
禁煙をすると身体に、さまざまはな変化が現れます。 それは離脱症状と呼ばれていますが、いわゆる禁断症状のことです。
ではどのような症状が現れるのか。
- イライラする
- 眠気
- だるさ
- 胸のあたりが苦しい
- 咳 痰が出る
- 集中力が欠ける
- 鬱のような症状
などなど、人によってさまざまな症状が出ます。
私が経験した離脱症状は
イライラする
とにかくイライラしますね。この症状は単にニコチン切れになっている状態です。
ニコチンは麻薬にも劣らない強い依存性がありますので、脳がニコチンを欲しがっている状態と言えます。やばいですね。よくよく考えると怖いです。
たばこは一般に広く販売されている娯楽品です。気分転換などといっては一服、ご飯を食べたといっては一服する訳ですが、たばこの依存性は強く自分の意志ではなかなかやめることが困難です。
たばこは麻薬にも似た性質を持っているということを理解しなければなりません。
眠気
禁煙すると眠気が出ます。人によっては突然睡魔に襲われることもあるようですね。私の場合は運転中に強く眠気が出ました。
運転中に眠気が襲うので、結構ひやひやします。この眠気が原因で禁煙をあきらめてしまった人もいるくらいです。
この眠気ですが、ニコチンが切れることによっておこる症状ですので、自分の意志では到底勝てない眠気です。
よくタバコを吸うと頭がスッキリするといいますが、これはニコチンによる作用です。ニコチンによって脳が興奮している状態と言えます。ニコチンが切れると興奮作用が切れ、眠気が一気に襲ってくるというわけです。
ニコチン脳ともいわれ、乱暴な言い方をするのなら、喫煙者の脳は正常ではないと言えます。このように表現すると今すぐタバコを辞めようって思いますよね。
徐々に症状は和らいでいきましたが、約1ヶ月ほど続きましたね。
息苦しい
これも禁煙によっておこる離脱症状と言われています。ですが、原因がよくわかっていません。しかし、禁煙後に息苦しさを感じる人は多いようです。
私の場合、初期の段階で息苦しさを感じはじめ、半年は続いたでしょうか。段階的に症状は和らいでいきましたが、長く続きました。
喫煙によって肺がいじめられてきたわけですから、何らかの症状が出て当たり前ですよね。
肺は禁煙してもタバコを吸う前の状態に完全には戻りません。しかし、吸い続ければ悪くなる一方ですので、禁煙をお考えの方は一日でも早く禁煙に取り掛かるべきです。
咳や痰が出る
せっかく禁煙を始めたのに咳や痰が出るなんて、聞いてないよ~。とならないために、咳が出る痰がでる原因や理由を知っておいてください。
咳や痰が出る原因は、離脱症状というより体を正常に戻そうと、悪い異物を体の中から追い出そうとする働きです。
もともと体に備わっている自己防衛機能です。
喫煙中はこの働きが弱まっていましたが、禁煙することによってこの働きが正常に戻り、どんどん異物を排出しようとするので、咳や痰が出るというわけです。
私が経験した離脱症状は以上です。参考にしていだだければ幸いです。
最後に
いかがでしたでしょうか。
おもな禁煙の離脱症状は
- イライラする
- 眠気
- だるさ
- 胸のあたりが苦しい
- 咳 痰が出る
- 集中力が欠ける
- 鬱のような症状
離脱症状を理解していないと、禁煙はとても不安になり継続が難しくなります。禁煙を始めたのに、タバコを吸っていた時よりも咳が出たり痰が絡んだり。
タバコを辞めた後に体に起こる様々な症状を知っておくことで、不安を取り除くことができます。
私は離脱症状を知っていたからこそ、禁煙を継続してこれたのだと言えます。
タバコは『百害あって一利なし』とよく言いますが、体にはもちろんのこと、お財布にとっても『百害あって一利なし』ですね。
最後まで読んで頂きありがとうございましたm(_ _)m
[関連記事]