くらしの知恵.ラボ

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子供が一人暮らしを始めることに。子離れできない親にならないためにするべきこと

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もうすぐ新学期の季節。一人暮らしを始めるお子さんを抱える親御さんも多いのではないでしょうか。

離れて暮らすことを想像しただけで、胸が苦しくなり寂しさでいっぱいになってしまいますよね。

私もそう、子離れできない親です。

子供と離れるのはとても辛いです。ですが、子どもの未来を壊したくはありませんし、なにより笑顔で見送ってやりたいと思っております。

元気に笑顔で送り出すためにも、巣立った後の楽しい未来を想像してみようかと思っております。 

 

 

愛情をもって育てたのだから子離れできなくてあたりまえ

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子供が親元を離れ独り立ちする事はとても嬉しい事、それと同時にとても寂しいことですよね。

この度、息子の就職が決まり3月中には一人暮らしを始めることになりました。

就職した先が家から遠くはなれてるためです。

地元で就職が決まれば家から通えたのでしょうけど、親の理想通りにはいかないものです。

就職が無事に決まり喜んでる息子に『おめでとう』と満面の笑顔で答えましたが、正直なところ内心は複雑な気持ちでした。

息子には口が裂けても言えませんが。

今年二十歳になる息子。

いずれは独り立ちし、親元を離れていくのだろうとは思ってましたが、こんなに早くその日が来るなんて、寂しくて受け入れられない自分もいます。

子供と離れたくない…。

そんな私の様子を察し、息子の気持ちを迷わすようなことを言わないようにと、妻からはきつく注意されましたけどね。

母は強しですね。妻だって私同様、いやそれ以上に辛いと思いますよ。

情けない父親であります。

というのも、子育ては父親である私が中心になってやってましたので、子どもに対する愛情は母親並みと自負しております。育ての母といったところでしょうか。あってますかね(^^;

もちろん、妻も子育てはしてましたが、小学校低学年までは、職場では役職の付いた立場で忙しく働いている妻に代わり、子育ては私が中心になってやってました。今でもですが。

行事ごとがあれば、休みが取れない妻に代わり私が参加してました。

ママ友もできたくらいです。

母性って母親だけが芽生えるものではないんですね。

熱心に子育てすることで、父親にだって母性は芽生えます。私がそのいい例です。

お腹を痛めたわが子ならなおさらでしょうね。

世のお母さま方が子離れできない理由が、私には痛いほど理解できます。

しかし、辛くても子供の巣立ちの邪魔はしたくありませんよね。寂しく悲しい気持ちですが、子どもの成長を心から喜び、送り出したいと思っています。

 

今からあれこれ考えすぎると空の巣症候群になることも。

子どもが巣立つことを考えると、寂しくて何も手に付かない。

このような状態を空の巣症候群というのだそうです。

一種のうつ病のような状態に陥るようで、病院での治療が必要になります。

空の巣症候群は心の病です。親が病気になってしまったら、慣れない土地で頑張っている子どもは、いったいどうなってしまうのでしょうか?

想像してみてください。社会人一年生でその上、慣れない土地と職場で自分自身もいっぱいいっぱいなのに、親が病気と知ったらどうなりますか?

子どものことを本当に思うのなら、気持ちをしっかりと持って、子どもが巣立つことを受け入れなければいけません。

私自身も、子供の成長を喜ぶように努力しています。病気になっていつまでもくよくよしてては、子どもは安心して新境地で生活を送ることはできませんからね。

離れてたってコミュニケーションを取る方法はいくらでもあります。

今はスマホがあります。パソコンもあります。いくらでも方法はあります。

元気な姿で巣立っていく我が子を、心から祝福し見送ろうではありませんか。

今からあれこれ考えすぎて体を壊したのでは、これから先どうやって子どもをサポートできるでしょうか。

子どもの方がよっぽど不安だと思います。離れて暮らす子どもがSOSを発した時にしっかりとサポートできるように、親はくよくよしてる暇なんてありません。

しっかりサポートできるように、体調は万全に整えておきましょうね。

  

子離れが辛いなら、その後の楽しい生活を想像してみる

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『子どもの成長の邪魔をしたくはない』そうはいっても、子どもと離れて生活することを考えただけでも、涙があふれてしまいそうになってしまいますよね。

そうならないためにも、子どもが巣立った後の楽しみを考えるようにしてみました。

未来を思えば、子供の成長を心から喜ぶことができると思ったからです。

我が家は私、妻、息子の3人家族です。3人だけの家族です。何をするにも3人でやってきました。

自分で言うのもなんですが、仲のいい家族だと思っています。同時に、夫婦仲もいい方だと思います。

ドライブが好きでよく家族で出かけてましたので、子どもが巣立った後は、よく訪れた場所を夫婦で巡ぐろうかなと思っています(^_^)

 

最後に

偉そうなことをつらつらと書いてきましたが、私自信も子どもが巣立った後、自分がどうなってしまうのか心配なところはありました。

ですので、自分に言い聞かせるという意味でも『子離れできない親』と題しまして、今後のことを考えながら書いてみました。

大切のことは、子どもが巣立つことを考えるのではなく、巣立った後のことを想像してみることが大切なのではないかと思います。

その気になればいつだって会いに行くことはできますし、成長した子どもを応援してあげようではありませんか。

それが親ができるたった一つのことだから。

 

最後まで読んで頂きありがとうございましたm(__)m