こんなことをよく聞きます。「禁煙開始から30時間でニコチンが抜け始め、3日も経てば体内のニコチンは薄れていく」。
禁煙を考えたことのある人でしたら、一度は見たり聞いたりしたことがあるのではないでしょうか。
これを聞いて「結構簡単に禁煙できるかも!」と、誰しもが思うのでは。
しかし、実際に禁煙した私から一言、「それは理屈だ!」と赤い彗星に言ってあげましょう。
データ上では、禁煙開始から30時間でニコチンが抜け始め、3日も経てば体内のニコチン薄れるのでしょうが、それなら誰もが禁煙に成功すると思いませんか?
タバコと縁を切ることは、理屈通りにはいかないってことです。
だって、禁煙を成功させた人でさえ、ちょっとしたきっかけでまた喫煙者に戻ってしまうのですから。
それも簡単にですよ。1本吸うだけでいいのですから。今までの苦労が水の泡となってしまうのにもかかわらずですよ。
そうならないために、禁煙を途中で挫折してしまう原因「あるある」をご紹介します。
禁煙挫折あるあるを言いたい!
今までの苦労がすべて水の泡となってしまうのに、ちょっとしたきっかけでまたタバコを吸い始めてしまう。人は愚かな生き物です。それ故に愛おしい。
誰かがこんなことを言ってたような気がしますが、それほど人は流されやすいという事なのでしょうね。過去の私もそんな一人です。
かれこれ禁煙を始めて2年と7か月が経ちますが、まだまだ禁煙を成功したと胸を張って言えるほどの期間ではないと思っております。
なぜなら、幾度となく禁煙を失敗しているからです。
あれは23歳のころです。1年半続いた禁煙生活がちょっとしたきっかけで終わりを迎えてしまいました。私の心が弱いのでしょうか。
せっかく頑張ってここまで来たのですから、今後禁煙を失敗しないように私の経験も交えながら「禁煙挫折あるある」をご紹介します。
禁煙挫折あるある「禁煙初期段階で飲み会に参加」
まずは禁煙失敗あるある「飲み会でついたばこに手が出てしまう。
禁煙初期段階で飲み会に参加するなんて「禁煙を辞めます」って言ってるようなものです。
喫煙者なら誰もが感じてると思いますが、お酒とタバコはセットと言っても過言ではありません。
それに、いくらタバコを吸わないように気をつけたとしてもお酒が入ってますし自分をコントロールすることはとても難しい状態です。
ほぼ不可能と言っていいでしょう。
お酒が入っている状態で、目の前でタバコを吸われて平気な人はいないのではないでしょうか。
目の前でタバコを吸われても平気になるまでは、飲み会に参加することは避けたほうが賢明です。
禁煙挫折あるある「一本くらい吸っても大丈夫」
禁煙を始めた友人に、誰もが一度は言ったことがあるのでは?
誰しもが禁煙をしたいと少なからず思っています。
それ故に、禁煙を始めた友人に「一本くらい吸っても大丈夫でしょ(笑)」
などと、心無い一言を言ってしまいがちです。
禁煙者に対しての嫉妬でございます。
禁煙した側としては、この言葉は結構きついですね。
ですが、禁煙初期は「一本どう?」と言われても案外大丈夫なものです。
全然平気とまでは言いませんが、「がんばってる最中」ですので、気が緩むことはありません。
まず誘いに乗る人は少ないでしょう。
じゃあ、いつ頃から「危険なひと言」に変わるの?ってことなんですが、禁煙開始から1年が経過したころが一番危ないと感じます。
私も経験してますので(*_*)
私の周りでも、禁煙を初めて1~2年を過ぎたところに失敗した人が多いです。
この頃って、少なからず自信過剰になってる時期なんですよね。
禁煙を始めて1年以上が経過してますので、「絶対に喫煙者には戻らない」という自信に満ち溢れてるんですよね。愚かですね。私のことですよ!
その自信から、友人や会社の同僚に勧められた一本に手を出してしまうんです。
「一本くらい吸っても平気。また禁煙を再開すればいい」とね。
どういうわけだか、この時期になるとタバコを勧めたがるんですよね。友人が。
また、タバコを吸い始めた人の理由は決まって「友人又は会社の同僚からの勧め」なんです。
要は、身近な人が悪魔と化するケースが多々ありますよって話です。
友人と言うより悪友ですよね~
また悪友に限って、なんでも話せる最高の仲間だったりするんですよね。でも、吸ったのは自身の責任ですから、友人や同僚のせいにはできません。
ですので、「一本くらい吸っても大丈夫」なんて軽々しく思ってはいけません。
その一本が命取りになりますから。
禁煙挫折あるある「不味いと言いながらメンソールタバコにする」
これも結構あるあるですね。
友人の勧めで一本吸ったとしても、そうそう禁煙を失敗したりしません。
正直、一本くらい吸っても全然平気なんですよね。
その一本、めちゃめちゃ不味いんで続かないんですよね。
ここで止めておけば、喫煙者に戻ることはほぼありません。
断言します。
しかし、その後が悪い。
メンソールなら吸えるかも?(ニヤッ)
こうなると、たちが悪い。
タバコを再開してしまう原因になります。
私の周りでは100パーセントここから喫煙が再開しています。
メンソールタバコを吸ってる人に「禁煙経験ありますか?」と尋ねれば「はい、あります」と9割り方答えが返ってくるはずです。(絶対とは言いませんが、多いです)
メンソールタバコには、吸いやすさゆえの落とし穴があります。
メンソールタバコは、スッキリとした味わいで吸いやすいので、レギュラータバコに比べて深く肺の奥まで吸い込んでしまうため、肺腺ガンのリスクが高くなるといわれています。
深く吸い込みやすいということはニコチン依存度も高くなりますので、次に禁煙する時に禁煙しづらくなるというデメリットがあります。
いたずら半分で吸ったその一本を不味いと感じたのなら、そこでタバコを吸うのは辞めましょう。
間違ってもメンソールタバコに手を出してはいけませんよ。
メンソールタバコは禁煙を妨げる悪魔のタバコでございます。
最後に
いかがでしたでしょうか。
禁煙失敗あるある、心当たりがあるのではないでしょうか。
多少持論が含まれるところもありますので、今回ご紹介した禁煙失敗あるあるが誰にでも当てはまるとは言い切れませんが、気をつけた方がいいよってことをご紹介させて頂きました。
禁煙はどこまで行っても終わりはありません。
一生我慢し続けなければいけません。
禁煙はメリットばかりですから、今後も一緒に続けていきましょう(^_^)
最後まで読んで頂きありがとうございましたm(__)m